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散歩へ行く時 “手を繫ぐ?” ”繫がない?”
まこと保育園では天気の良い日はお散歩へ行くことが多いです。
そこでおこなっていることは “できるだけ手を繫がない”ということです。
交通量の多い道や交差点、自転車が行き交うときは手を繫ぎますが、事前に安全なルートを確保して基本的に手を繫がなくてもいいようにしています。
もちろんお散歩へ行く前には、お集まりのときに車が来たときは止まって先生と手を繫ごうね!と話をします。
手を繫がないお散歩は時間がかかりますが、マンホールの溝に沿って指を動かしたり、石ころの裏にいるダンゴムシを捕まえたり、民家の庭にいる動物の置物を指差し話しかけたりと子ども達は様々な表情を見せてくれます。
そんな子ども達の発見や感性を大事にしています(^^)
散歩で五感が研ぎ澄まされているからなのか、車が近づいた時も子どもたちはすぐに気づき、道の端に寄って車が通過するのを待っています。
手を繫ぐと子どもは安心し、大人の存在を頼りにします。手を繫ぐこともとっても良い事ですが、離してみることでここは危ない、ここは大丈夫。と危険に出会い、次第に回避できるようになります。お散歩を通し、子どもたちの自立を促しています。
「あの蝶はね、モンシロチョウって言うんだよ」「シロツメ草摘んで帰ろうか!」と終始会話も弾んでいます。
子どもたちの言語の獲得や知識への興味も高めていければなと考えています。